1.危険場所での入力
生産工場におけるデーター処理は業務の高度化・少量多品種生産により
管理経費が増大し、利益減少の要因になっています。
爆発危険場所ではパソコンの導入ができないので対策が大変でした。
耐圧防爆形パソコンシステムは通常のソフトが動くパソコンを
危険場所に設置できるので、誰でも簡単に使用する事ができます。
2.今までの防爆入力装置
危険場所で使用する入力装置としてはタッチパネル方式が
良く使用されています。
機能面では優れているのですがタッチパネルを駆動させるために
複雑な本安バリアが必要となり高価となり、
また専用ソフトが必要で使い勝手が悪くなります。
3.防爆パソコンシステム
防爆パソコンシステムは一般のパソコンを内蔵しており、
Windowsでの起動が可能です。
オプションのキーボード/マウスセットは本質安全防爆構造のもので、
パソコン本体内部にUSBコネクタタイプの受信機を装着して
無線通信(2.4GHz電波方式)で使用することができます。
パソコン (EX5056-1):耐圧防爆構造
キーボード・マウス (GIMK270):本質安全防爆構造
4.防爆パソコンの特徴
1.標準のパソコンのソフトが使用でき、危険場所で
キーボードからのデータ入力ができます。
2.安全場所で使用中のソフトを100%継承できます。
3.日本語109キーボード採用で操作性は抜群です。
4.イーサーネットで簡単に上位サーバーとLANが構築でき、
リアルタイムに業務処理ができます。
5.OSはWindows Embedded Standard7 32bit版を標準搭載しています
(記憶装置CFast16GB)。
6.従来のWindows XP Professional対応の製品も引続き販売致しております
(記憶装置HDD80GB)。
7.モニタは15型TFTカラー液晶を採用しています。
8.低消費電力パソコンを使用しており、省エネ化が計れます。
9.防爆バーコードリーダー、防爆カードリーダー
防爆ICカードリーダー等の接続により、データ入力が
簡略化できます。
10.無線LAN収納可能(ガラス窓を通して通信)
11.RS422,485信号変換器収納可能
12.DC電源装置収納可能
13.I/Oボード収納可能
14.リレー・タイマー収納可能
15.ブザー取付け可能